医師、看護師、救急救命士レベルでの一次救命処置(心肺蘇生法)を1日で習得します。日本では学ぶ機会がほぼない小児・乳児の救命処置 PBLS も標準で含むフルサイズのプロ向け救命講習です。
開催日
12月20日(土)
10:00〜16:00
会場:クローバープラザ 春日
(JR春日駅より徒歩1分)
福岡県春日市原町3丁目1-7
BLS大分でのBLSプロバイダーコースの特徴
- 少人数制のため質問しやすい環境
- 理解し、考え、判断して行動するBLSを目指します
- ポケットマスクの貸し出し無料(購入の必要はありません)
- 再受講は何度でも無料(2年間)
AHA-BLSプロバイダー・コースとは
医師、看護師、理学療法士、臨床検査技師、診療放射線技師などの医療従事者、また救助・救命が業務となっているプロの職業人のための一次救命処置(Basic Life Support)研修プログラムです。
医療機関で働くヘルスケア専門職の他、救急隊員、救急救命士、ツアーナース、養護教諭、民間救急のようなプレホスピタル(病院前)での対応が求められる専門職も、受講対象です。
二次救命処置 ACLS につながるチーム蘇生トレーニングが含まれるなど、医療色が濃い内容とはなっていますが、受講に際して医療従事者免許は必要ありません。
チーム連携を含めた高度な救命処置を学ぶ必要がある方であれば、どなたでもBLSプロバイダーコースを受講いただけます。
- AHAガイドライン2015準拠
- 乳児を含めたすべての年齢対象に対するBLSトレーニング
- バッグバルブマスク(通称アンビューバッグ)を標準とした人工呼吸訓練
- 現場のリアルを追求した新たな設計による映像教材
- 医療施設勤務者(IFP)とプレホスピタル従事者(PHP)それぞれに合わせたハイブリッド教材
- 国際的に通用するプロフェッショナルレベルの一次救命処置技術認定資格(英文)を発行
BLS-IFP コースと BLS-PHP コースの違い
新しくなったG2015版のBLSプロバイダーコースでは、Life is Why というスローガンにもとづき、リアルな状況をイメージして学ぶことで、現場への技術転用に重きをおいています。
そのため、病院内(医療施設内 in facility)でのシチュエーションと、病院外(プレホスピタル Prehospital)のシチュエーションを分けて、2つのシナリオの映像教材が用意されています。

BLS大分の公募講習では、BLS-IFP で主に展開しています。
BLS-PHPでの講習を希望される方は問い合わせフォームよりお問い合わせください。
自身のバックグラウンドに合わせて、受講コースをお選び下さい。
練習のための導入シーン(認知アプローチ)が違うだけで、技術的な練習内容、実技試験、筆記試験はどちらも共通です。発行されるプロバイダー資格も同じです。
希望コース日程が合わない場合は、どちらのコースに参加されても、習得する技術は変わりませんのでご安心ください。
世界で通用するBLSプロバイダー資格

BLSプロバイダーコースを修了すると、アメリカ心臓協会(AHA)から英文のBLSプロバイダー資格証 BLS Provider Card が発行されます。
心肺蘇生(一次救命処置)に関して、世界でもっとも知られた医療従事者レベルのCPR技術認定証です。
近年は国際医療機能評価 JCI(Joint Commission International)認証取得のため、病院単位で医療スタッフにAHA-BLS資格をとらせるところが増えてきました。
循環器専門医、麻酔科専門医の認定審査にも、AHAのACLS/BLS資格が求められており、日本国内でも公的評価の高い資格です。
認定カードは、今までは紙媒体のプロバイダーカードを発行していましたが、現在廃止となり、現在はeCard と呼ばれる電子認証システムに切り替わりました。
詳細→ eCardについて をご覧ください
県内外の方でも訪れやすいアクセス


BLS大分では、福岡開催時には「クローバプラザ春日」を使用しています。
福岡の玄関口である博多駅より20分で春日駅に到着致します。
そして会場までは、JR春日駅から徒歩1分で到着致します。
筆記試験
BLSプロバイダーコースの最後に、25問4択式の筆記試験があります。84%以上(21問以上)の正解で合格となります。G2015の改定で、筆記試験は、テキストの他、参考資料の持ち込みが可能となりました。
ポケットマスク
ポケットマスク(フェイスマスク)を使った口対マスク人工呼吸法の練習が含まれます。練習に必要なマスクならびにマウスピースは、洗浄・消毒済み(セミクリティカル水準)のものをお貸ししています。
自分専用用のものをご使用になりたい場合は、市販品 をご用意頂いても構いません。
BLSプロバイダーコースの概要
AHA BLSプロバイダーコース IFP/PHP | |
内容 | 成人・小児・乳児の心肺蘇生法(一人法/二人法)、AEDの使い方、ポケットマスク、バッグバルブマスクの使い方、成人・小児・乳児の窒息への対処法、補助呼吸、挿管時のCPR、オピオイド過量に対するナロキソン投与を含めたプロトコル [日常的に蘇生行為を行なう人向けの高度な内容です] |
資格 | どなたでも受講できます(年齢制限もありません) |
対象 | 1.高度な心肺蘇生技術を身につけたい方 2.医療従事者(医師、看護師、救急救命士、歯科医師、養護教諭等) 3.職業的に複数人で心肺蘇生を行なう可能性がある人 |
特徴 | DVD教材を用いてリアルなBLS対応現場をイメージしつつ、映像に合わせて実技練習を行っていきます。 |
受講料 | ¥15,000 ※昼食代は含まれません。昼食は各自でご用意ください。 ※ご参加いただくには事前のお申し込みが必要です。 |
テキスト | 必ずAHAガイドライン2015版のテキストをひとり一冊ご用意下さい。 BLSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2015 準拠 ¥4,290(送料無料) |
必要なもの | テキスト、筆記用具 |
コース時間 | 約6時間 |
筆記試験 | 25問4択式 21問以上正解で合格となります。テキスト・資料持ち込み可。 |
実技試験 | 成人への一人法CPR+AED、乳児への二人法CPRとBVM換気 |
修了証 | コースの全過程に参加して、筆記試験と実技試験に合格すると英文による修了証/BLS Providerカード(eCard)が発行されます。 |
修了証の期限 | 2年間有効 |
復習参加について
BLS大分では独自のアフターサービスとして 無料のBLS復習参加(再受講) をご案内しています。
BLS大分でBLSプロバイダーコースを受講いただいた方は、修了証の有効期限内であれば何度でも講習に無料でご参加いただけます。会場のスペースと練習用マネキンの数が許す限り、受講者と同じように講習に参加していただいています。
申込みフォームから、通常の受講と同様にお申し込みいただき、コメント欄に「復習参加」と明記し、お手元のプロバイダーカードの受講日(カード発行日)も併せて記載ください。